先生、怖いものを見た!
生徒は塾に来るやいなや
「先生、怖いもの見た!」
と言うので
「何を見たの?」
と聞くと
「死体」
と。
「ええええ!!!」
その生徒は怖くて慌てて塾に来て私に話してくれました。
「まだ生きているかもしれない!急いでそこに行こう!」
とその生徒と一緒にその現場に向かいました。
そこに行くとその人は座っておられました。
「大丈夫ですか?」
とお聞きすると
首を振って、手で帰ってという手振り。
しかし、どうも大丈夫ではないようだったので
すぐに近くの交番に行って救助を求めました。
そこのお巡りさんは直ぐに行ってくださり、その方のご家族を呼んでくださったそうです。
塾に戻ってその話を生徒に伝えました。
そして、人が倒れていた場合は、すぐに助けること。また、助けを呼んであげること。
自分が携帯電話を持っていない場合は、近くのお店に行って、そこの人に助けを求めること。
人を助けるという当たり前のことだけど、子どもたちにしてみれば未経験で怖く感じる、それでも助けるべきということを話し合いました。
子ども達にとって、良い学びの機会になったようです。
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